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現在位置:トップページ > 市政情報 > 市長記者会見 > 令和6年度(2024年度)市長定例会見 > 3.令和6年(2024年)4月25日北九州市長定例記者会見
【コメント】
(1)魚町三丁目火災について
【発表案件】
(2)新たなビジョンにかかるロゴの制作・発表について
(3)こどもまんなかアクションについて
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3.令和6年(2024年)4月25日北九州市長定例記者会見
【コメント】
(1)魚町三丁目火災について
【発表案件】
(2)新たなビジョンにかかるロゴの制作・発表について
(3)こどもまんなかアクションについて

更新日 : 2024年5月10日
ページ番号:000172473
コメント項目

(1)魚町三丁目火災について

月日:2024年4月25日
場所:北九州市役所

発表項目

(2)新たなビジョンにかかるロゴの制作・発表について(PDF:164KB)

(3)こどもまんなかアクションについて(PDF:578KB)

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

会見録

(1)魚町三丁目火災について

定例会見画像

市長
 では皆さんおはようございます。定例を始めさせていただきたいというふうに思います。今日はまず私からコメント、そして発表案件で少し大きなものがありますので順次行わせていただきたいというふうに思います。まず最初に魚町の三丁目の火災についてでございます。4月20日、小倉北区魚町での火災で飲食店など8店舗、約350m2が被害を受けました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げたいというふうに存じます。人的被害がないのが救いではございますけれども、被害に遭われた皆様の思いに立つと非常に胸が痛む思いでございます。家屋や家財など様々な被害が出られたこと、本当に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。火事につきましては、これまで市としても一昨年の旦過の火災以降、火災予防対策の強化に努めてまいりました。市民の皆様と一緒に様々な対策を取ってきたところです。令和4年の二度の旦過火災を受けまして、緊急火災予防対策事業、令和4年の9月の補正として、市内の木造飲食店に対する消防OBの皆様の、防火指導員の皆様によるきめ細かな防火指導、有識者による火災予防対策のあり方検討会の設置、開催などを行ってまいりました。令和5年度には、あり方検討会の意見を踏まえまして、防火指導の強化、令和4年、令和5年、もうインターバルを取らずに、すぐに防火指導を行う、あるいは査察の強化、木造密集地域はこれまで数年に一度というのを、毎年実施にするというような強化もしてきました。また地域が自主的に防火に取り組む仕組みづくり、地域ぐるみで消火訓練を行うとか、地域の皆様が一体となってそういった取組も行ってきたところでございます。この3つを柱とする強化策に取り組んできたという中で、昨年、令和5年1年間の火災件数は197件と、市の発足以降最小となりました。こういった成果も見え始めていただけに、火災が続くこと、本当に大変心痛むことでございます。令和6年度予算においては自動消火装置、これの9割補助を行うことによって、そういった消火の体制というのもつくっていこうということで予算計上し、それが形になっているところでございます。こういった縷々取組を進めている中で、また今回4月20日に火災発生した、これは非常に残念なことであり、小倉中心部で特に立て続けに火災が発生していることは、これはやはり看過できない状況ではあるというふうに考えております。市民の皆様の中にもどうしてだろう、非常に悲しみ、あるいは不安、そして時には、なぜこんなに起きるんだというような様々な感情、思いがあられることも理解をしているところです。今回の火災では、トタン屋根や壁が崩れ落ち、さらなる崩壊や崩落の危険があったと、あるいは崩落したトタン屋根が放水を阻んだというようなことで、消火活動はやはり難航したというふうに消防の担当からは聞いております。4月20日の発生以降、懸命な、消防隊員や消防団員の皆様の懸命な消火活動で、出火から10時間経過した4月20日の19時5分にほぼ消し止め鎮火状態、そして32時間が経過をしました翌21日の17時に鎮火ということになりました。火災の原因については引き続き現在調査中であります。徹底的な究明というのは進めてまいりたいというふうに思います。これまでの火災発生を踏まえまして、もう一度市民の皆様にお伝えしたいこと、それは、まずは家屋所有者の皆様、テナントなどの皆様、もう一度、火を出さないよう、普段からたばこ、電気周り、コンロ周りなど、火元となる箇所に細心の注意を払っていただきたいということでございます。特に木造密集地域が多いというエリアでは、一度火が出てしまうとそれが大きな延焼になってしまうというような危険性、あるいはまちの中心部の経済活動・社会活動にも大きな影響を及ぼすということもございます。火災が発生した中で、私ども4月22日には被災者を対象といたしました相談窓口、市役所産業経済局サービス産業政策課内に設置をいたしました。既に3件のご相談というのを承っておるということでございます。相談内容に対しましては、市の支援制度のご案内など、きめ細かく対応をさせていただいているところでございます。また市の支援策としては、商店街空き店舗活用事業の災害特例補助金、そして災害復旧資金、これは資金繰りに関してなどの適用が可能です。相談内容に応じて活用を促してまいります。返す返す、まちの中心部がこういった、火が出ることによって、やはり安心して買い物が、食事ができる、楽しめる場所であり続けるためには、何としてもやはり火が出ていくことを防いでいかなければならない。これはもちろん行政もそうですけれども、市民の皆様、あるいは事業者の皆様をはじめといたしまして、まちに関わる全ての方々に、まちを火から守るという強い意志を持って、強い気持ちを持っていただくことが大根本となります。また小倉だけでなく、一昨年10月には八幡東区の枝光で、また今年の3月には同じく中央町でも店舗火災が発生をしております。市民全体でまちを火から守る、火を出さないということに向かって考えていく、そしてしっかりと取り組んでいく、これを進めていくことが大事だというふうに思います。今後、まずは原因をしっかりと究明をして、その上でさらにどういう対策、あるいは課題があり得るのか、そういったことも見極めながら市民の皆様と一緒に考えていきたい、そして、まちを火から守るという取組をしっかりと進めていくということを一緒に進めていきたいというふうに考えております。

(2)新たなビジョンにかかるロゴの制作・発表について

定例会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像

市長
 そうしまして、次は新ビジョンに関するロゴの発表についてでございます。少し話は毛色が違う話になりますけれども、令和6年3月に策定をいたしました北九州市の新ビジョンにつきまして、より親しみを持っていただく、あるいは市民の皆さん、官民一体となって、市民全体でベクトルを合わせてまちづくり、あるいはまちの活動というのを活発化していくということのために、この度、新ビジョンに基づく北九州市の新しい動きを効果的に発信していくための合言葉、ロゴとしての「Kitakyushu Action!」というロゴを、制作をいたしました。これを発表させていただきたいというふうに思います。 新ビジョンの策定にあたりましては、各区でのミライ・トークなど、市民の皆様と意見交換を交わす中で、意見交換をさせていただく中で、改めまして、北九州市のポテンシャル、可能性を本当に多く感じさせていただきました。また市民の皆さんも、北九州市の力はものすごいポテンシャルはたくさんあると、もっともっとどんどんやっていってほしい、どんどんまちを明るく変えていってほしい、もう1回力強い北九州市、そしてやさしい北九州市にしていってほしいという声、たくさん伺いました。その中では、キーワードとしては人と人のつながり、本当に多く出ましたつながりという言葉、それから情熱、そして北九州市の誇ってきた、ものづくりとして培ってきた技術、こういったものをしっかり活かしながら、北九州市はもう前に進んでいくという準備は十分できていると、それをどうやって形にしていくのか、目に見える形にしていくのか、これが大切な段階だというふうに改めて痛感をしました。この中で市民の皆様、企業の皆様、そして行政もそうです。北九州市に関わる全ての皆様が一丸となって行動していく、 行動していくことによって未来を変えていく、行動によって具体的な形をつくり、目に見えるようにしていって未来を動かしていく、この考え方をさらに推し進めていきたいというふうに思います。こうした中で、今回こちらです。「Kitakyushu Action!」ということでロゴを設定をいたしました。このアクションという合言葉のもとに、市民の皆様と一緒にこの北九州市を前に進めていく、そして一歩ずつ未来を動かしていくという、こういう強い意志を皆さんで共有していきたいというふうに考えております。今後このアクションを活用しまして、北九州市の新たなビジョンを広く知っていただくとともに、新しい北九州市の動き、そして行動、様々な市民の皆様が一緒になって同じベクトルで行動していくということで、統一感のある発信を行い、北九州市へのアテンション、そして注目・関心を高めていくという努力に力を注いでいきたいというふうに思います。また、今日はこのアクションというものの発表ですけれども、市役所としても今後様々な取組を進めていく中で、新ビジョンを実現していく旗印としてこのロゴを活用していきたいというふうに思います。このロゴの作成にあたりましてはもう何度も繰り返し議論をし、あるいは若い方々からも意見を聞き、あるいは様々な議論を通じて作り上げてきましたが、それにあたっては、この北九州市のクリエイティブディレクターである下川大輔さんにデザインをいただきました。今日はこの下川さんご同席いただいておりますので、このプロの、プロフェッショナルの観点からこのデザインのコンセプト、考え方、こういったところを、ご紹介をいただきたいというふうに思います。下川さん、よろしくお願いします。どうぞ。

下川氏
 北九州市クリエイティブレクターの下川大輔です。コンセプトをご説明させていただきます。よろしくお願いします。このロゴのデザインとコピーは、新ビジョン策定において様々な、ミライ・トークとか直接市民の皆様のご意見、そして市の職員の皆様の思いから、多くの議論を重ねてつくってきたものになります。ロゴとそれを補足するこのサブコピー「動かせ、未来。北九州市」、これは誰もが見て、北九州市のビジョン、志、マインド、未来を感じる合言葉のような、シンボリックなワードになります。そして、あらゆる場面で機能する必要があり、直接的で口にしやすいワード、それを込めました。「行動が、未来を動かす。」、そして「Kitakyushu Action!」を合言葉に、未来の社会のために行動していきます。市民の皆様と一緒に一歩ずつ未来を動かす、志すデザインをしています。つながりと情熱と技術で進み続ける「グローバル挑戦都市・北九州市」を市民の皆様と一緒に実現していきます。「Kitakyushu Action!」は、目指す都市像、それを実現するための3つの重点戦略を実現するための言葉になります。次お願いします。「北九州市・新ビジョン」ですね、未来に向かって歩むベクトルを掲示しています。そして3つの重点戦略による成長と幸福の好循環、動きを意識して策定いたしました。そして、北九州市の無限のポテンシャルです。これは市長が今までずっとおっしゃっていたことなのですけれども、つながりと情熱と技術の好循環、そしてポテンシャルに溢れている。そんなことから、目指す都市像に向けて条件は揃っているかと思います。あとは行動するだけ、動くだけというところで「Kitakyushu Action!動かせ、未来。北九州市」というのを策定いたしました。そして教育、福祉、観光、まちづくり、環境、産業、空港、子育てと様々な分野で目指す都市像を実現するために、「Kitakyushu Action!」を旗印のもと、各分野への行動を促すことを取り組んでいきます。多くの市民の皆様にこのアクションが広がっていって、新しく大きなアクション、動きが北九州に続々と生まれていくことを目指していきます。説明は以上になります。

市長
 これ策定過程では、もちろん何度も何度も膨大な案を用意していただきながら議論を重ねてきたということと、あと市役所の中でも、若い人たちにも意見を聞いたという辺りも少しご紹介。

下川氏
 そうですね。これを、新ビジョンを策定している途中から様々なこのワードだったりとか、多くの職員の方たちからご意見をいただきまして、それらをもとに策定いたしました。最後の最後まで議論が白熱して様々な案を、迷うところもありましたけれども、最終的に皆さんの意見が一致して、この「Action!」という言葉ができました。

市長
 何かいろいろ投票とかもしたりですね、そういうこともしたりしてということですね。このActionは、何か私が2人でトークしているみたいな感じですけど、何か今。Actionっていうのは、映画の「アクション」という感じの、これから始まるぞっていう感じの発音がいいのか、ちょっとどういうふうに発音すればいいのでしょうか。無茶振りしたわけじゃないんですけど。

下川氏
 そうですね。「映画の街」っていうこともあって、アクションっていう言葉っていうのも元々馴染みもありますし、誰もが理解しやすい言葉っていうことを一番に、念頭に置いて検討していったということがございます。

市長
 いろんな議論をしている中で、やはり北九州もポテンシャルはいっぱいあると、それをどう活かすか、どう動かしていくか、それで、あれも使える、あれももったいない、これももったいない、あれがあるのにとかっていう議論はたくさんある。でも、そうは言っても、議論をしていて、でもこれはちょっと無理なんじゃないか、これがちょっと厳しいんじゃないかとか、そういう議論はたくさんある、もういっぱいある。でもその議論ももちろん大切ですけれども、もうできることからどんどんアクションをしていこうと、そしてどんどんどんどん、もう今の時代スピードも速いし、全部が100%成功って決まってから動き出したのではもう全然動きが重くなってしまうので、やはりなるべく1つ1つ、できる限りのアクション、もちろんいろんな制約はあるけれども、制約の中でも行動を皆で起こしていけば北九州市のポテンシャルは大きく飛躍していくんじゃないか、そういうようなものですよね。

下川氏
 そうですね。まずは行動しようという、そういった言葉になります。ありがとうございます。

市長
 ありがとうございました。ということで、今日はこういうものが、ロゴの作成が始まりましたということですけど、これは本当の最初の最初でありまして、じゃあこれをどういうふうに活用していくのか、展開していくのかというのがこれからでございます。それはもう展開が決まり次第、どんどんどんどんまたここで発表していきたいというふうに思います。

(3)こどもまんなかアクションについて

定例会見画像
アクション

市長
 この「アクション」という動きの中で、今日また早速このアクションしていきましょうと言うだけでも寂しい、寂しいっていうかあれなのでもう具体的にどんどんアクションしていこうということで、「Kitakyushu Action!」を体現していく事業の1つとして、今日「こどもまんなかアクション」というのを発表させていただきます。そして、これはスライドじゃない、フリップかな、これはフリップですね、まず。北九州市では昨年11月に、全国初めてとなります「こどもまんなかcity 宣言」を実施をいたしまして、子どもや子育て家庭を社会全体で応援する取組を、全国に先駆けてスタートをいたしました。その歩みを進めるために「北九州こどもまんなかアクション」というのを行います。「北九州こどもまんなかアクション」、早速スタートいたします。これは先ほどお話ししました、発表した「Kitakyushu Action!」に係る事業のキックオフというような意味合いもございますけれども、詳細、正面を見ていただきたいというふうに思います。こちらです。「北九州こどもまんなかアクション」、「こどもまんなかcity」と言っても、やはり子どもを巡る動きというのは、「こどもまんなか社会」というのはいろんなレイヤー、層で考えられます。こども、こどもを育む人、そしてこどもを見守る人、様々な人が子どもに関わっているわけでございます。この3つの視点から様々な取組を、これからアクションを進めていこうというふうに思います。第1弾、今日は「こども目線のまちづくり」ということで第1弾、本日発表させていただくのが「こどもまちなかスペース」と「かなえるポスト」です。そしてこのあと第2弾、5月中旬頃にはこどもを育む人、第3弾はまた5月下旬、そして第4弾、第5弾という案も今つくっているところでございまして、春のこどもまんなか月間である5月中までに第5弾まで順次発表していく予定です。さて、本日発表する1つ目が「かなえるポスト」です。これですね、こども基本法というのがありまして、令和4年6月に成立をしたこども基本法という中で、令和5年4月に施行されているのですけどね、このこども基本法の中で、こども施策に対するこども等の意見の反映、こどもの意見を聞いてまちをつくっていく、政策をつくっていく、これをやっていくという基本思想が明らかになっています。こういった流れも踏まえまして、今回、子どもから北九州市政に対して意見を伝えるという、こういう仕組みをつくっていきます。例えば「うちの近くの何とか公園にたくさん友達と一緒によく行くんだけど遊具つくってほしい」とか、こういうことでもいいんです。こういうことを聞いて私たちが、できるかどうか検討しながら、しっかり生の声を聞きながら政策を考えていく。意見の募集期間は5月1日から31日まで1ヶ月間、Webや郵送のほか市内東西2箇所、北九州市立子育てふれあい交流プラザ・子どもの館に特設ポストを、設置をいたします。そしてそのポストなのですけれども、これが私もちょっと個人的にすごく立派だなと思ったのですけど、これが、子どもの「かなえるポスト」です。これが一番絵力がありそうです。これ立派でしょう、結構ね。私もこれすごいのつくってきたなと思って、 これフリップが邪魔ですね。これ立派な、本当よくできていますけど、子どもの「かなえるポスト」、ここに入れていただいて、結果は11月頃、やっぱり検討して、予算要求とかにも反映させていきながら、どういうふうな、それを対応して、結果というのは11月頃に発表するというプロセスでやっていきたいというふうに思っています。実はこれ「かなえるポスト」、そうは言ってもというふうに思われるかもしれませんが、北九州市はそういう事例とか経験もあるのですよね。例えば1つ言いますと、市内の小学生の能美になさん、いろんな、ご存知のとおりもうメディアにも出ていますし、作文コンクールなどで受賞経験も豊富な能美になさんという方が、例の雑がみ回収袋、これを作文の中で提案をされたことがありましたよね。この中で、これを北九州市が事業化したということがありました。 去年の11月のエコライフステージで、これFBSさんが例年されたと思うのですけども、その小学校の能美になさんのアイデアを事業化したということがありました。 エコライフステージで実施をしたということもございました。まさに子どもの声、アイデアを形にするというパイロット的な取組、これをさせていただいたこともあります。まさにそうしたアイデア、皆さんが、子どもたちが思う、もちろん自分のところに何かがほしいとか、つくってほしいというのもあるし、能美になさんみたいに「そういう雑がみ回収袋したらもっとリサイクルが進むまちになるんじゃないですか」っていうような提案もいいんです。 そういったことで、お子さんたちのアイデア、子ども目線でまちを見た時に、ここをこうしたらいいんじゃないか、そういうことをポストに入れていただいて、それで可能なものは実現していく、そういう好事例が生まれていくことを、期待をしていきたいというふうに思います。ありがとうございます。 さて、これが1つ目で、じゃあ2つ目のもの、第1弾の2つ目は「こどもまちなかスペース」であります。これですね、こども・若者の居場所づくりというのは1つの課題となっております。令和3年12月閣議決定されました、「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針」、この中でも、こどもが安心して過ごすことができる場の整備に関する事務というのを位置付けまして進めていこうと。令和5年12月、去年の12月には、「子どもの居場所づくりに関する指針」も閣議決定をされています。こういった流れの中で「こどもまちなかスペース」、これは民間事業者等にご協力をいただき、子どもや若者が集えるスペース、空間を市内各所に展開をしていくものでございます。今回は、株式会社北九州輸入促進センター、そして株式会社ゆめマート北九州さんにご協力をいただきまして、AIMビルの2階、そしてゆめマート門司のスペースをご提供いただくことになりました。この2つのスペースです。このスペースを若者が集える場として整備をしていこうということで、動きを進めております。取組にあたりましては、やはりこれは大人目線でつくっていくだけではやはりいけない。実際にスペースの使用が想定される近隣の高校生の皆さんとコラボレーションしてどういうのがいいのか、仕様の検討、そして情報発信等を行っていきます。高校生が主体となって行う検討会開催して、これ詳細決まり次第、また取材いただきたいと、5月中旬ぐらいに開催したいと予定しております。ということで、この若者主導で若者がデザインするこのスペースというのをつくっていきます。今日はゲストとして、取組にご協力いただく小倉高校、敬愛高校の生徒さんに来ていただいております。それではお入りください。小倉高校、敬愛高校の生徒の皆さん、これから、今後一緒に取組を進めていってもらいます。この空気感がなかなか慣れないと思いますけども、大人の世界でね、空気感に慣れないから緊張されると思いますが、お1人ずつ自己紹介と取組の意気込みを発表していただければと思います。それでは小倉高校の方からお願いします。

小倉高校生徒(男子)
 小倉高校3年生の近藤拓光です。全国で初めてとなる「こどもまんなかcity宣言」をした北九州市でこのように高校生を含む若い世代が気軽に、そして手軽に効果的に利用できる「こどもまちなかスペース」をつくっていきたいと思っています。この、こどもまちなか、こどもまんなか社会が北九州市の魅力となるよう全力で取り組んでいきたいと思います。

市長
 皆さん拍手とかお願できたら。ありがとうございます。

小倉高校生徒(女子)
 小倉高校2年生の藤田結衣です。この数年間、新型コロナウイルスの影響で交流の場が減少してしまっている中で、再びこのような交流の場を展開していくプロジェクトに参加することができ、大変嬉しく思います。このプロジェクトに取り組む一員として、学生ならではの観点から、より参加しやすく交流しやすいスペースをつくっていきたいと考えています。

敬愛高校生徒(女子)
 敬愛高校2年、グローカル探究コースの冨田美緒です。私の長所は目標達成のためのアイデアが出せることです。子どもたちが落ち着く空間で勉強できる場所をつくるという活動を通して、地域と子どもたちのつながりをつくっていけたらいいなと思っています。また、同時に地域活性化にも繋げていきたいと思っています。何をしたら人と人のつながりを深められるかを考え、実現に向けて頑張ろうと思います。

敬愛高校生徒(男子)
 敬愛高校2年、グローカル探究コースの吉村圭人です。私の長所は話し合いの時にリーダーシップが取れることです。去年市長に応援していただいた4s Dream Festivalを今年も開催します。そのイベントと子どもたちが楽しめる空間をつくる活動をとおして北九州を盛り上げていきます。この2つのイベントでリーダーシップをうまく発揮できるように頑張ります。

市長
 皆さん、しっかり力強い素晴らしいメッセージありがとうございます。ありがとうございます。北九州市の未来をつくっていくためには、やはり若者、子どものニーズ、それから価値観それから感覚を活かしながら、時代の変化にチャレンジをしていくことが必要です。そうした意味でこうした今日来ていただいた高校生の皆さん、若い方々の皆さんもしっかりと受け止めて、活かしながら、まちづくり進めていきたい。北九州市全体で「こどもまんなかアクション」を推し進めていきたいというふうに考えています。取りも直さず、これから「Kitakyushu Action!」というもの自体も、これから次の時代を担う若い方々、子どもたちとも一緒になって進めていく必要、もちろん老若男女シニアの皆様もそうです。みんなで進めていく「Kitakyushu Action!」、そしてその第1弾としての「こどもまんなかアクション」これを推し進めていきたいというふうに思います。じゃ、あれですかね。

担当者(市長公室 報道課)
 はい。写真撮影に移ります。

市長
 ちょっと生徒さんたちももうまた学校戻らないといけませんので、先に写真撮影のほうからやらせていただきたいというふうに思います。

(写真撮影)

(4)質疑応答

市長
 ありがとうございました。今度は高校生の皆さんへの質問?

担当者(市長公室 報道課)
 はい。

市長
 そうですね。ちょっと質疑応答承るんですが、先に皆さんまた戻らないといけないので、高校生の皆さんにご質問がある方を先にして、それが終わったら私のほうでご質問承りたいというふうに思いますが。

記者(毎日新聞)
 すみません高校生に。毎日新聞の山下と申します。

市長
 こっち来てもらっていいよみんな。どうぞ、こっちにおいで、嫌かもしれんけど。

記者
 すみません改めまして、毎日新聞の山下と申します。自分の高校生の頃、ちょっと思い出しながらお伺いするんですけど、大体学校の中でたむろして、なんか楽しくやって終わりっていうような、なんかそういうような高校時代を過ごしたんですけど、敢えてまちなかに居場所のスペースができるっていうのは、皆さんにとってはどういうところがいいなって思われたんでしょうか。

小倉高校生徒(男子)
 学校以外でスペースをつくることによって、学校内では同じ学校の生徒との交流だけになりますが、まちなかにつくることによって、他の学校の生徒さんとも交流をすることができます。そうすることで、北九州市全体として、高校生や中学生などのつながりを増やすことができるんじゃないかなと思って、このまちなかスペースのこの取組に今取り組んでいるところです。

敬愛高校生徒(男子)
 まちなかなので、いろんな人が気軽に寄れたりするし、そこで新たな交流が生まれたりするので、そこがいいなと思いました。

市長
 じゃあ財前さん。

記者(NHK)
 はい、今日はありがとうございます。NHKの財前と申します。よろしくお願いします。高校生どなたでもいいんですけど、なんでこれをこうやろうと思ったかっていう、これは挙手なのかなんかどうなのかっていうちょっとなんでやろうと思ったか、きっかけ教えてください。

敬愛高校生徒(男子)
 この活動をとおして、自分の学校は門司なので、門司の地域活性化とか小学生たちが気軽に寄れるので、コロナ禍とか今ネットとかで電話しながら宿題できたりする時代で、その中で実際に会って自分たちがつくりたいのは、実際に会って宿題とかをする空間というのをつくりたくて、そこでまた新たな交流が生まれたり、みんなで楽しく宿題できたりするのはすごくいいなと思ったので、はい、理由です。

小倉高校生徒(男子)
 若い人だけではなくて、自分の高校ではAIMのほうを担当するんですが、AIMのほうは、やはり若い世代の人があまりいないということで、実際にそこにいらっしゃるのは結構40代50代の方がメインなので、そういった方々とも若い人とも世代を超えて交流できるような、スペースがあればいいのかなと思ってこの企画を取り組んでいます。

記者(NHK)
 ありがとうございます。門司の活性化と、小倉のAIMビルもちょっと若い人たちが来るようにっていうところだと思うんですけど、今からいろいろつくっていくと思うんだけど、どういった空間にしていきたいかとかって、構想というかビジョンみたいなのはあるんですか、まだ喋っていない子たちにも。

敬愛高校生徒(女子)
 私たちは、カフェ風の落ち着いた空間で勉強できるスペースっていうのを今考えていて、実際、今、案が出ているのはカフェ風なので、勉強の合間に食べられる、例えばお菓子だったり飲み物だったりっていうのは販売しようと考えていて、地域活性化に繋げるために販売するその商品を、例えば門司のお店とお話をして、その商品をこちらで販売させていただくっていうふうにして、地域活性化に繋げていけたらなと考えています。

小倉高校生徒(女子)
 私も落ち着いた空間にしていきたいなと考えていて、そのために本棚を置いて、何冊か本を置いたら、そこでまた新しい発見とかもできるのでいいかなと思っています。

記者(NHK)
 なるほど、ありがとうございます。頑張ってください。

市長
 素晴らしいですね。はい、他に。

担当者(市長公室 報道課)
 よろしいですか。なければ。

市長
 皆さんもう一度拍手をお願いします。ありがとうございました。マイクいいですよ。はい、ありがとうございました。いや皆さんしっかりしていますね、素晴らしいメッセージをいただきましたけれども、はい、そしたら通常の質問お承りしたいと思いますので、山下さんからですね。はい、どうぞ。

記者(毎日新聞)
 すみません。幹事社の毎日新聞です。お願いします。まずロゴに関してなんですけど、これの活用というか運用についてなんですけど、先ほどのように、なんかアクションに当てはまるものに対してポンッとつけるような、なんかそんなイメージなんでしょうか、どんな活用をイメージ。

市長
 そうですね、やはり様々な展開があります。もちろんこれから北九州市で行う新しいアクションあるいはプロジェクトに対して、活用して、やっぱりみんなの市民の皆さんの気持ちを結集しながら新しく動いていこうという機運を醸成していくということも当然やっていくと思います。でもやはりですね、点として発信するということではなくて、このアクションに基づいてどういうような取組が線となって繋がっていくのかっていうことをしっかり見せていくことが大事だと思います。もちろんビジョンを発表する時の概要版とか、各種の広報媒体、あるいはデジタルサイネージ、あるいは職員の名刺とかへも考えられるし、私のトップセールスの時にこういったコンセプトで今どんどん行動して動いているんですということを効果的に発信していくということも大事だと思います。やはり、ただ市役所だけでやるわけで当然なくて、最近で言えばヤマトグループさんが貨物便を就航してくださったり、あと近いところでコートヤード・バイ・マリオットさんが進出するなどなど官民を問わず新しい大きな動きというのが北九州市にも今出てきておりますので、そういった動きを加速する1つの旗印として、有効活用していきたいというふうに思っています。

記者(毎日新聞)
 今後の展開っていうことを、先ほど今後っていうことでしたけど、何かキャンペーン的なイメージなのか、1つの事業に当てはめていくのか、なんかどっちのイメージが一番いいのでしょうか。

市長
 キャンペーンっていうと、ちょっとなんか暫時、一時的にやるだけっていう感じなんで、もうこれから様々な政策を打っていく時の統一的なアイデンティティ、あるいはスタンスとして活用していくということがメイン。ただ、もちろん何て言いますか、新ビジョンに関して、みんなでもう1回市民の皆さんで議論する場とか、そういったものは今後も持っていこうと、あるいはしっかりご説明していく、あるいは共有していく場と、そういう何て言いますか、イベントというかそういったものももちろん組み合わせてはいきたいと思います。ただベースはもちろん、1個1個の施策にアクションという要素を入れていくということであります。

記者(毎日新聞)
 分かりました。あと、こどもまんなかのほうなんですけど、この「かなえるポスト」なんですけど、これはもう皆さんの自由意思と言いますか、例えば小中学校の教室でみんな統一でちょっとやってもらうみたいな、よりいろんな意見を寄せてもらうっていうような、それはなにか取組・仕組に関しては何かあるんでしょうか。

市長
 確かにそうですね、そういうふうに声かけをさせていただいて、集合的に入れていただくというのも、1ついいアイデアだなと今感じましたけれども、今のところどの年齢の方でも、そしてどんな意見であっても縛りなくいただくということで考えております。その他、今おっしゃったような何かこう市内全体を巻き込んでいくようなやり方というのも、今おっしゃっていただいたような観点、非常に面白いなと思うので、そういったことも含めて考えていきたいと思います。なんか補足ありますか。

担当者(子ども家庭局 総務企画課)
 子ども家庭局こども政策推進担当。今言われましたように、小さいお子様たちも、例えば文字が書けなかったとしても、絵を描いたのを画像で送っていただくとか、そういうことも可能となっておりますので、幼稚園とかにも保育所とかにもお知らせをしてより多くの方がご意見、応募できるようにというふうに取組んでいきたいというふうに思っております。ありがとうございます。

市長
 そうですね、だからまちの未来のこととか、自分の身の回りのことでこんなふうになっていけばいいなとかこういうようなことが実現したらいいなというのはもう文字が書ける、あるいはきちっと整理できるとかじゃなくて、小さい子も含めて広く聞いていきたい。またそれをシェアしていくっていう、そういうような形をつくっていくということですね。

記者(毎日新聞)
 すみません、あと先ほどのスライドの中には出ていたんですけど、今後のアクションの、視点の1、2、3で例えばこういうことをするっていうようなちょっと例示があったと思うんですけど。

市長
 「こどもまんなかアクション」のほうですね。

記者(毎日新聞)
 そうです、そうです。

市長
 もう1回お願いします。はい、これですね、次ですね、ここのことですね。

記者(毎日新聞)
 子育ての負担を軽減するとかですね。すみませんそこを改めて伺いたかったです。

市長
 これとこれの中身が何か。

記者(毎日新聞)
 そうです。

市長
 それはちょっと今日は教えられないというか、そうですね、こどもを育む方、親御さんとかあるいは保育士の方とかも含めてね、育む方々がもっとハッピーになれる負担軽減できるような方策という観点のものがここのところですね。ちょっと、子どもと向き合うゆとりづくりっていうことですね。それが1つのコンセプトになりますけれども、そういった案を考えております。こどもまんなかを支える社会づくり、これは見守る人、あるいは子どもを取り巻く方々全般の市民全体の方々をイメージしているものでありまして、ここはやはり子どもたちと子育てに直接関わっていない方々のこの接点の部分というのはいろいろまだありますから、そういった部分でどういうような取組ができるかということを観点として、今、検討している途中でございます。具体的には子どもが自分で子ども目線でまちづくりをしていく、子どもを育てる、子どもを育む人たちを支える。そして子どもを見守る人たちの、どういう関わり方をしていくか、この3層でやっていこうということであります。ちょっと、具体的内容はもうちょっと待っていただければというふうに思います。こどもまんなかっていう言葉、こどもまんなか社会つくろうっていう言葉、あるいは子ども家庭庁も一生懸命やっていますが、これってまだまだ未成熟な言葉って言ったら言い方悪いですけども、なんて言うんですかね、それ、こどもまんなかとは何ぞやっていうこと自体が何かこう明確にきちんと定義されて、システマチックに準備されているわけではないという、割と弾力性のある言葉として、今まだあると思うんですよね。私たち北九州市では、こういうふうに考えていくと、子どもの目線、ある種子どもを1人の大人として捉えるという言い方もできるかもしれません。「子ども」っていうものを「子どもだから」と言うんじゃなくて、子どもが主導していく子どもがやっぱり自分たちが主体的に動いているところをつくっていきたいというのが1で、2がそれを取り巻く、実際にやっぱりいろんな生活の中で、それを育む方で、それは市民全体と。こういう3つの層に分けながら取り組んでいきたいというのが、これは、この分解自体は北九州オリジナルだということですね。北九州市なりの解釈の仕方、構成の仕方というふうにご理解をいただきたいと思います。法律じゃないというか国から指示されてこういうふうになっているとかいうことではありません。

記者(毎日新聞)
 ありがとうございました。すみません、北九州市立大の関係です。昨日委員会で、学長が今現在の意向を示されて、今までの経緯等も説明されて、少しちょっと話が進んだかなと思うんですが、今現時点での、市長のご意向と言いますか、どんな構想と言いますか、思いを持っておられるか。

市長
 そうですね、昨日学長が来られて、お話を、思いを伝えられたということは報告受けています。最終決定これから行っていく、大学のほうは、設置場所がスムーズにあるいは迅速に決定できるように、市としても必要な支援を行いながら大学をはじめ関係者の皆様としっかり協議をしていくということでやっていきたいと思います。昨日は柳井学長が来られて、思い、それから必要設置場所などについて説明をしたというふうに報告を受けておりますので、そういったことを受けて、また市としても必要な支援を行いながらしっかりと協議をしていきたいというふうに考えています。

記者(毎日新聞)
 旦過の設置に関しては、市長はどのように思われますか。

市長
 そうですね、市の大学のほうもやはり1つそこへの思い、強い思いがあられるということで昨日も表明されたというふうに思って聞いています。旦過のほうもやはり、そういった形を望んでおられるというような動きもございますので、そういったそれぞれの皆様の思いというのをしっかりと見ながら、市としてもしっかり、必要な支援、それから協議を進めていく支援、これをやっていきたいなというふうに思います。

記者(毎日新聞)
 分かりました。市長としては、それはいい案だなと思われるのか。

市長
 そうですね、やはり大学側も旦過側も、それぞれにそういう案が、非常に思いを強く持たれているということは、非常に尊重すべき大事な意見だなというふうには受け止めております。

記者(毎日新聞)
 すみませんしつこくて、というのも、まちづくりの中でもかなり大きなインパクトになるんじゃないかなっていう意味では、やはり市長が評価と言いますかどう捉えていらっしゃるのかなっていうのが気になって。

市長
 そうですね、これは今回の大学、旦過という話だけに限局されるわけではないんですけれども、やはり都心に多くの若者がやってくる、回帰してくる都心に若者がいるというまちづくりは、この本件だけに限らず、やはりまちの活気、賑わいつくっていく意味では非常に大事なベクトルであるというふうには考えております。また今後、昨日もそういうお話があったと聞いていますけれども、BIZIAのビルができたり、いろんなデジタル関係、あるいはイノベーションを起こしていきたいと志す若い人たちが、小倉のまちなかにやってくるということも1つ、まちの活気・賑わい、そして若い人たちが存分にチャレンジをしていくというまちづくりという観点では、意味の深いことであろうというふうには思っておりますけれども、その辺も含めて、やはり大学のほうでしっかりと昨日思いをお話しされましたので、しっかりと決定ができるように必要な支援、市としてはそういった様々なご議論、これをしっかりと見守りながら協議を進めていけるようにしていきたいなというふうに考えております。

記者(毎日新聞)
 ありがとうございました。幹事社からはとりあえず以上です。

市長
 はい、宮原さん。

記者(FBS福岡放送)
 すみません、FBSの宮原です。発表案件についてお尋ねします。こどもまんなかアクションのまちなかスペースのことでお尋ねなんですけれども、民間から提供のあったスペースということですが、無償提供という理解でよろしいでしょうか。

市長
 そうですね、移管措置はないということですね。これは民間事業者の方々からのご協力をいただけることになったということでございます。

記者(FBS福岡放送)
 分かりました。子どもたちのやりたいことを聞いていると、カフェのような人を配置して物を販売するようなものを考えているのかなと思ったんですけれども、そういった形で若者が集えるような場所をつくるというようなイメージでいいんですか。それとも子どもたちは今言っていたけど、それも含めて今後検討していくというようなものなんでしょうか。

市長そうですね、私も今日、今ここで、そういうアイデアなんだというふうに伺ったような段階でございまして、これから若い方々がいろんな議論をしていただくという、考えていただくというプロセスに入っていくというふうに思います。

記者(FBS福岡放送)
 その上で、その場所に市がスタッフとかを配置するっていう形になる。

市長
 それはスタッフの配置とかは今のところ考え、想定してないということですね、はい。

市長
 はい、村田さん。

記者(西日本新聞)
 西日本新聞村田です。私もこどもまんなかアクションの中で、かなえるポストでお聞きしたいんですけれども、こういった子どものアイデアを施策等に反映するっていうのは先ほど市長も言われたように、能美になさんの例もあって、単発では行われていったことがあるのかなと思うんですが、過去こういうふうに、市全域でこどものアイデアを市政に反映させるというような取組っていうのは、北九州では初めてという理解でよろしいですか。

市長
 北九州市では初めてと理解していいんですかね、市全域で、はいどうぞ。

担当者(子ども家庭局 総務企画課)
 こども政策推進担当の村上です。こういった形で取組をするというのは今までにはなかったものというふうに思っております。当然市民の声とかそういったもので、お子様たちも含めまして、いろいろな意見をいただいていると思うんですけども、こういった集中的にポストを設置というのは今回、春のまんなか月間ということで、初めて行う取組というふうになっております。以上です。

記者(西日本新聞)
 あと併せて、結果っていうのが11月頃に発表される予定ということなんですけれども、これ予算とか絡んでくるんで、新年度予算とかにも絡んでくるのかなと思いますけれども、あとどれぐらい規模感として、子どもたちの願い・要望を叶えられるような感じになるのかなと思って。

市長
 村田さん、それ答えないだろうなと思いながら聞いていません?まだそれはね。

記者(西日本新聞)
 1つ2つとかそういう話なのか。

市長
 そういうことですね。まあ、これはどういうご意見いただくかにもよりますし、それ次第っていうことですよね。ものすごく私たちの欠けていたような視点がものすごくあって、これは本格事業化しようっていうものもあるかもしれませんしね、まずはトライアルで小さく進めようというものがあるかもしれませんし、その事業数や予算額は、予断は持っていないです。

記者(西日本新聞)
 あとすみません、ロゴのほうでお伺います。ちょっと過去の話になるんですけれども、北九州市は起業しやすいまちっていうの掲げられて広い意味で若者支援の意味もあったとは思うんですけど、New Uというロゴがあったと思うんですけど、あれは最近見ないんですけど、今どういう状況になっているんですか。

市長
 今回本当によかったっていうか幸運だったのはNew Uのね、また下川さんやっぱり統一性・連続性を持って担ってくださっていると、本当ありがたいなっていうふうに思っているんですが、New Uは、これは若い方々のチャレンジを後押しするということでございまして、これはこれでその若者のある種若者セグメント、新しいことを始める人セグメントのためのメッセージとして出しているものでございますので、これはこれで、何かこれとバッティングするということではなくて、New U自体はあるものでございます。今も、でもね、あそこにも貼ってありますよ。1階にも、あります。なので、このNew UっていうのNew Uのものであるんですけれども、この大きな傘として市政全体を進めていくという意味での大きな傘としては、アクションというものがあって、New Uもその若者、新しいことを進めていこうとするセグメントに対するものとしては生きているという理解です。

記者(西日本新聞)
 ちょっと発表案件以外で、魚町三丁目の火災についてなんですけれども、この2年間で小倉中心部では4回目の火災ですよね。これまで市も、市消防局を中心に防火の指導とか火災予防の啓発を中心に対策を取られてきたとは思うんですけれども、これだけ続いてしまうと、これ以上打つ手がないのかと思われる市民もいらっしゃる中で、まだまだその火災の原因の調査っていうのはこれからなんでしょうけど、市長の思いとして、これ以上の対策ができるのか、できないのか、その辺の思いを改めてお聞かせください。

市長
 そうですね、今回火事が発生をして、やはり市民の皆様からは、悲しみや不安もありましょうし、ある種何でまた起きるんだろうっていうような疑問のお気持ちも持たれるのは自然なことだというふうに思いますし、そういうふうに理解もしております。そうした中で、どういうことが私たちみんなでできるのかということをやっぱりずっと考え続けていかないといけないということ。火事は永遠に世の中からなくならない限り私たちはずっとそれに向き合っていかないといけないという中で、もちろん私どもも、この前回旦過の火災、あるいは枝光の火災のあとに、様々査察の指導などなどによって、去年が最小件数になったということはホッと胸を撫で下ろしていた中で、非常に残念な気持ちもある。そして中で、どういうことができるか、去年の鳥町の食道街にあともどういうことができるかって、みんなで知恵を絞って、自動消火装置の導入、令和6年度予算9割補助というのも導入をさせていただいたということもある中で、やはり何か少しでもということで、知恵を絞り続けるということは、市民の皆様も行政も一緒になってやっていかないといけないという思いであります。ただ取りも直さず火災というのは7割がヒューマンエラーで、それ以外が機械から自動的に発火してしまうとかいうことが一般的には言われているようでございまして、北九州市は木造の密集地が多いという特徴がある中で、やはりしっかりと事業者の方々、あるいはその建物を、土地を所有されている方々が火を起こさないということ。この防火意識を徹底していただくということが大根本になるということは、それは間違いない、異論ないところだと思います。やはり火を出さない、火からこのまちを守るという強い意識はこの北九州市というまちだからこそ、より強い意識を持って、防火意識、火を出さない。そして火を出した時には地域全体で速やかに消火をしていく。こういったことをつくっていくということはこれまでもやってきましたけれども、しっかりとそこは大根本になるというふうには思っています。ただ、今回の火事の中で、じゃあどういう理由なのか、まだ様々な今、情報が飛び交っているというか。まだ確定していないので、もう一度その原因というのはしっかりと突き止めて、それを踏まえた上でどういうことを考えるべきなのか、これはもう一度検証はしていく、あるいはこの原因に基づいて、もちろん必要なことは考えていくというのはありますけれども、まずは今回の件についてはその原因をしっかり明らかにしていきたいというふうに思います。やはり火事、火っていうのは、本当に結構バーッと広がってくると、まち全体あるいはそこで事業をされている方々にも少なからぬ影響を与えてしまうということもございますので、やっぱり何よりも火を出さない。ここにこの大根本、これをしっかりとやっていくことを基本に据えながら市民全体で、これは行政も事業者の方も様々な方が力を合わせて、みんなでこのまちを火から守っていくという取組をしていくということです。はい、どうぞ財前さん。

記者(NHK)
 NHKの財前です。発表案件で1つとそれ以外で2つ質問があります。まず発表案件の「こどもまんなかアクション」についてなんですけど、これずっとこどもまんなか社会をつくっていく、北九州市としてやっていくってことで、度々発表されていると思うんですけど、今回のこの「こどもまちなかスペース」については、これまでこう、市長なり市なりに、子どもが集まるこういう場所がないとか、なかなか集える場所がない、コロナ禍で集まる場所がないなどと高校生からミライ・トークとかも含めて、なんかどういったご意見があったのかっていうの、ちょっとお伺いしたいです。

市長
 そうですね、どういった意見、そういう意見があったんですけど、それはもうちょっとあれですか、詳しく。

記者(NHK)
 それを受けて、なんかこの今回この取組に至ったこの経緯というか市長の抱負っていうのをちょっとお伺いしたいです。

市長
 ミライ・トーク、7区9箇所はじめとしましてやった中で、やはり若い人たちが集えるスペース、もっとこうみんないろんな人と関われるスペースが欲しいという声は出てきました。他方、そこの中で「こどもまんなかcity宣言」をした去年の11月にもその代表的な企画している例として、既にその時の事例としてこのまんなかスペース、それからかなえるポスト、その時も提示はもう既にしていました。していましたんで、まずそこから手をつけていこうということで、検討を深めてきて、より具体的な協力事業者の方も現れてということで、今回具体的に発表するに至ったということでございます。3、4、5他にも3、4、5その時に言っていたものも含まれますけれども、またさらに新しく乗せていく部分も考えていきたいということで、一気に5月中に発表していくということでございます。なんかありますか補足、いいですかね。

記者(NHK)
 ありがとうございます。ちょっとその子育てとかに関してなんですけど、先月この間、消滅可能性自治体っていうのが発表されまして、この中には北九州市はその他という分類で入っていたと思うんですけど、この中で、自然現象と社会現象の対策が両方必要と北九州市は位置付けられていて、そこについて武内市長の受け止めっていうのはありますか。

市長
 そうですね、実はこの人口戦略会議、増田さんの下で、私前回もちょっと裏方で作業一部手伝っていたところもあったんですけどね。やはりこれ様々なデータをそのままリニアに伸ばしていくとどういうふうになっていくのかということを見ながら、自治体に対してもうあなたのところ消滅しますということをなんか宣告することが趣旨ではなくて、危機感を持って取組をしてくださいというこのアラームのようなことが目的でこれやっているわけですけれども、前回10年前ですかね、10年前は八幡東区が消滅の中に入っていたというふうに認識しておりますけれども、今回区ごとのあれではなくなったんですけれども、北九州市としては、消滅可能性自治体ではないということで、ただ自然減対策・社会減対策、これはもう当然ですけど、それが必要なその他の自治体というふうに位置付けられました。10年間に、日本創生会議、10年前にやった時とは、数値上の改善っていうのは出てきているということで、20歳から39歳の女性の減少比率っていうのが40.1%だったのが、今回は29%になっているということ。これ社会増などのトレンドを受けて、社会増というか社会減が減っているというトレンドを受けて出たものだと思います。やはり若い方々、そして特に北九州市がやや手薄の女性の、若い女性の方々、こういった方々に選ばれるまちにやはりしていきたいという思いを強くしています。もう当然今年の今年度の予算でもやはり1つのテーマとして若者打ち出しておりますけれど、改めてこういった数字を見ながら、やはりその人口増になり得るまちを引き継いでいってくれる。そして将来シニアや高齢者の方を支えてくれる若い世代、そしてまた北九州市が、やや手薄である女性、こういったところにテコ入れをしていかないかんっていう思いは強く改めて持ちました。なので、新ビジョンに基づいた取組、また若い人や女性にフォーカスした取組というのも、今後やっぱり力を入れて社会増、こういったところにしっかりとまずは取り組んでいきたいという思いでございます。

記者(NHK)
 はい、ありがとうございます。そして、それに関連して、2050年にはっていう予測の人口も出ていたと思うんですけど、それだと72万人ぐらいになっているだろうという予測が出ていて、人口100万人を目指している武内市長としては、ここについてまた改めてどうテコ入れしていくかっていうちょっと。

市長
 もうそれはやっぱり都市の総合力を上げていくということにつきます。もちろん大事なこととして、このトレンドを変えていくというチャレンジを北九州市が今やり始めているところですから、そこに向かって強い意思を持ってやっていく必要がある。そのためにはまずいろんな都市の総合力いろんなことがある。雇用の場、そして若い人たちが魅力を感じる雇用の場をつくっていくということ。そういう新手に言えば、地域の地元企業のもっともっと付加価値を高めていくということも当然ですけど、また企業誘致というのも大きなポイントにはなってくると思います。菊陽町なんかは一気に今回のレポートの中では、一気に菊陽町は何て言いますか、勝ち組と言ったら変ですけれども、これから明るい未来が待っている組に入っている。福岡市都市圏周辺は福岡市が成長に伴って、そのエリア全体がとてもいいトレンドになっている。やはり経済政策、雇用の場、まちの活気ということによって、またこの未来というのは変わっていく、あるいは未来というのはつくっていけるということを示している自治体もあります。やはり北九州市もしっかりと未来を自分たちでつくっていけるような企業誘致もそうだし、地元企業もそうだし、あるいは賑わいづくりもそうだし、あるいはもう様々な産業を強化していくこともそうだし、やはり都市の総合力を高めてこのトレンドにしっかりとチャレンジをしていくという思いでございます。

記者(NHK)
 ありがとうございます。最後もう1つは旧門司駅遺構関連なのですけど、これ先週の委員会で、市議の委員会で報告というか説明があったと思うのですけど、今後、改めてちょっとスケジュール感というか、市長として今後どう対応していくかというのを教えていただきたいです。

市長
 そうですね。先週そういう議論行われたということでございますので、今後も適時適切に様々な各方面と必要な協議を、協議や説明行っていくということです。

記者(NHK)
 ありがとうございます。弊社からは以上です。

市長
 山下さん。

記者(毎日新聞)
 すみません、門司の話が出ましたので関連してお願いします。委員会の中で門司の区に対して説明会を行ってっていうことで、区民に対してということですけれども、実際具体的な全部のスケジュールも含めて範囲も含めて決まってはいるのでしょうか。

市長
 まだそれを現場では調整をして、どういう形、どういう日程で、どういうような形にしていくのかというのは今事務方のほうで調整をしているというふうに聞いています。

記者(毎日新聞)
 その中でも、やはり実際複合施設を使われるのは門司の方ですけれども、区民の方だけの説明だけでいいのかっていう議論はあったと思います。市文化財ですので、市の関心を持たれる方も含めての説明は必要ではないかと、そういうような説明の範囲に関してはどのようにお考えでしょうか。

市長
 そうですね。説明もこういう記者会見の場を通じて、あるいは議会でも散々議論していますから全くしてないということは全然ないし、私たちなりにはもう、私たちの持っている考えは相当説明しているので、ただ、反対する人にとってはいくら説明し続けても説明が足りないという話になるわけですから、そこら辺はよくよく考えていかないといけないですけれども、それをじゃあどういう形で持つのか、じゃあどういうような姿で説明をしていくのかということは、また引き続き適切に対処していきたいというふうに思います。

記者(毎日新聞)
 やはり説明会に関しては、あくまでも門司区の方のみという。

市長
 もちろん門司区の方々の公共施設でありますから、そこが基本にはなると思いますが、それも含めてちゃんとしっかり検討していくということになろうかと思います。

記者(毎日新聞)
 その他の方が参加する余地も、まだ一応議論の余地はある。

市長
 どういう形、説明と言ってもどういう形、何か説明会を開けたら説明になりましたということでもないでしょうから、まずは地元の方、しっかりと門司の方々に説明をしていくということが基本になるというふうに思います。

記者(毎日新聞)
 ありがとうございます。

市長
 どうぞ。

記者(読売新聞)
 読売新聞の牟田口です。発表案件以外ですけれども、空港の関係で3月に全日空が福岡空港の門限の関係で臨時便を運行させたという状況もあって、その福岡空港の門限の問題は今後もずっと続いていくと思うのですけれども、その中で北九州空港、24時間空港で受け入れができるというのはすごく強みにはなるかなと思うのですけれども、今後も続く可能性のある代替着陸の臨時便、より円滑に受け入れるための市としての何か取組みたいなものが考えられていましたら。

市長
 そうですね。牟田口さんがおっしゃったように、やっぱり北九州空港のポテンシャル、潜在能力が去年からダイバート代替着陸という形で形を成してきていると思います。これは私たちとしても、北九州空港を有効に活用していくという観点から歓迎するべきことだと思います。そのためには今回百数十社による協議会ネットワークと言うのですかね、それをつくって、その中に交通事業者、宿泊事業者等々のネットワークをつくって、そういった事象が発生した時に、きちっと連携プレーでそれができるような体制をつくっていく。そこの中にも、県もそうですけれども、市としてもしっかりと関わりを持って、そういった体制ができるように促していく、あるいはお願いをしていくということはやっていきたいと思います。それからもう1つ、やはり市としては、やはりどの業界もそうですけど、やっぱり人材確保とか、そういった辺りがやっぱり大きな課題になってはきます。そういった辺りも、これは空港だけじゃないですけど全体として、空港業務も含めた人の確保、人材、若い人を中心とした担い手の確保ということはしっかり力を入れていきたいというふうに思います。

記者(読売新聞)
 それに関連して。その中でやっぱりどうしても出てくるのがアクセスの問題が1つ出てくると思うのですけれども、大作戦で始まったところだとは思いますけれども、やはりこの移動をスムーズにすること、その代替機の着陸機の着陸後の移動も含めてですけれども、アクセスの強化にどのように取り組んでいかれるのかということを改めて。

市長
 そうですね。「北九州空港大作戦」という中で、第1弾としてアクセスの強化というのを発表しました。この中では、バスダイヤをパターンダイヤにするとか、あるいは交通の機関をより使いやすいものにしていくとか、そういったことがテーマとして上がってきています。令和6年度でもその事業予算、こういったものも含まれていますので、そういったことからまず着手をしていきます。その上で、その先にアクセスをより強化をしていくためにどういう、鉄道をどういうふうに空港近辺に受け入れていくのか。大作戦の中では特急停車ということをテーマとして検討していくのだという意思を表明をいたしました。やはり私たちだけが、行政だけができることだけではなくて、事業者の方々、官民一体となって北九州空港のポテンシャル、意味合いというのを感じていただく。あるいは県も含めてやっていくということが必要なので、とにかく多くのステークホルダーをしっかり巻き込んでいって、このアクセスの強化、ひいては代替着陸が生じた時の受け入れ体制の万全を期していくというところに向かって一歩一歩積み重ねていきたいと思います。

記者(読売新聞)
 ありがとうございました。

担当者(市長公室 報道課)
 他はご質問よろしいですか。

記者(朝日新聞)
 発表以外でお伺いします。宇宙戦略基金、政府が10年で1兆円基金JAXA(ジャクサ)につくって、民間企業や大学の研究ですとか技術開発を支援するという件ですけれども、この夏にもその基金の運用が始まるということで、その基金に関して、あるいは宇宙ビジネスそのものについて、市としてどのように取り組んでいくか、それについてお考えをお願いします。

市長
 そうですね。未来産業の1つとして宇宙産業を位置付け、そこにしっかりと取り組んでいく、これは市の意思としても去年の予算から打ち出しているところです。そういった中で、先日も宇宙関連のイベントもさせていただいて、毛利さんと野口さんという2人の元宇宙飛行士、元宇宙飛行士の方も北九州市に来られ、あるいは宇宙関係の人脈も強化をしながら今ネットワーキング、あるいは様々な政策の検討を行っています。先ほどおっしゃった宇宙の基金が、俄かに北九州市にどういう裨益をもたらすのかというのはちょっと直ちにお答えできる話ではないと思いますので、国の動きをしっかり注視はしていきますけれども、これだけのテクノロジーがあるまちであり、そして理工系人材も多く輩出しているまちである、そして教育機関もあるという中で、宇宙産業にどう北九州市が貢献、あるいは関与できるのかというのはこれからもしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っています。非常に宇宙関連の方々、この間のイベントも、毛利さん、野口さんもそうでしたが、北九州市がこれを本気で取り組んでいこうという意欲、意思っていうのはとても今感じていただいて、それでやはり様々なネットワークがどんどん今増殖をして、様々な情報が北九州市に集まって、あるいは情報を取るネットワークなども今急速に構築されている過程でもございますので、そうした中でいろんなブレインストーミングを今繰り返しておりますので、どういう切り口でより具体的なチャレンジをしていくのか、これはしっかりと見定めていきたいなというふうに考えております。どうぞ富﨑さん。

記者(TNCテレビ西日本)
 TNCの富﨑です。すみません、魚町の火災の件でちょっと1個だけ補足でお尋ねで、市長もちょっとさっき触れてらっしゃいましたが、今回の火災っていうのは、旦過とかの場合はもう原因がある程度出ていて、天ぷらの処理剤をそのまま火にかけていたとか、あとは火をそのままにして店から出たんじゃないかとかいうのが出ているのですが、今回の火災に関しては、ちょっと一部のニュースとか報道とかも出ていましたが、消防の方が天井裏を見たら配線から煙が出ているとか、ちょっと今までと原因が違うんじゃないかみたいなところも見受けられるのかなと思うのですが、今回の火災を受けて、大前提は事業主さんたちが火を出さないということなのですけど、注意してもしきれない、そういう配線の問題とか老朽化の問題とか、その辺りもあるんじゃないかなと思いまして、今回の火災を受けて、消防のほうで例えば配線とか、その辺に関する検査とかチェックとか査察とかをやっていこうとか、あと、もしくは9割補助が出る自動消火設備ですね、その設置を促すような呼びかけを、ちょっと店を回ってやるとか、そういった喫緊の、緊急対策とかそういったことはお考えあるでしょうか。

市長
 そうですね。富﨑さんおっしゃっていただいた、今、巷間様々な情報が飛び交っているという中で、ここは本当に率直に、原因をしっかり突き止めなければならないと思います。なので、少々お時間はかかると思いますけれども、その原因が分かった上でそれを、対策を考えるというのが筋道だと思います。そうした中で今、仮定の話として、こういうような話もちょっと飛び交っているがということで富﨑さんご紹介いただいたと思うのですけれども、ちょっとそれについて、それを前提として私がどうする、それが原因だということはちょっと言えないのでそこはご容赦いただきたいというふうには思いますが、たださはさりとて、やはり今、査察や指導というのは強化している、これをしっかりと今後も継続をして、去年も最小件数でありましたけれども、やはり、より少なくなっていくように、やっぱりまず大根本は火を起こさないということでありますのでそこに向かって、行政としてできることはやっていく。ただ火災というのは、やはり自助・共助・公助の適切な組み合わせも必要でございますので、やはり火を出さないというこの大根本を守っていただくということは、市民の皆様にも私はまた改めて心からお願いをしたいと思います。その上で、緊急というか1つ大きな動きとしては自動消火装置、これは9割補助というものでやろうということを予算計上しています。これはしっかりと活用しなければならないというふうに思いますので、そこはぜひ皆様もPRしていただきたい、あるいは伝えていただきたいというふうに思います。ぜひ、制度つくっても使われないと意味ないのでぜひ多くの方に、せっかく予算を取ってありますので使っていただいて、その備えを、できる備えからどんどんどんどんやっていく、これが大事だと思います。

担当者(市長公室 報道課)
 他ご質問ございませんか。

市長
 宮原さん。

記者(FBS福岡放送)
 すみません、SNSの投資型の詐欺が今全国で相次いでいることについてちょっとお尋ねなのですけれども、北九州の方も県警の発表で何千万、何百万という被害の方が次々と発表されていて、今その投資型詐欺で、北九州市のアドバイザーの堀江貴文さんを広告塔として使っているような案件も見られています。北九州市、高齢者が多い中で、こういった被害も相次いでいる中でこういった、今急増しているSNSの投資型詐欺、そういったところに対する手を何か打とうというお考えは今、現状あるか教えてください。

市長
 そうですね。やはり今、大きな社会問題となり注目をされているという中で、様々な老若男女、あるいはお立場によって、そういった情報に対してのリテラシーが、今いろんな差があるということは現実問題としてあろうかと思います。大事なのは、やはり消費者教育というのも大事な切り口になります。様々国でも準備されていますけれども、きっちりと消費者教育、これをやっていって、SNS詐欺はじめとしまして、様々なリテラシーというか、変わっていく、知識を持っていくということが大事な、まずそこは王道としてしっかりと、これからもさらにしっかり取り組んでいく必要があるというふうに考えています。他に今日は誰もいないですよね、多分誰もいないと思いますから、また追加でもし実務的なことがありましたら、また担当課のほうからご紹介をさせていただきます。

担当者(市長公室 報道課)
 ご質問なければ以上で市長定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

市長
 ありがとうございました。

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

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